[W.S.F]モトリー・クルーが再結成を発表!契約書を派手に爆破し引退撤回!

世界的な有名ロックバンドMötley Crüe(モトリー・クルー、以下カタカナ表記)が、再結成しアリーナツアーを行なうことが発表された。モトリー・クルーは、世界中を回ったファイナルツアーの最終日となる2015年12月31日ロサンゼルス公演を最後に、コンサートを行なっていない。

2014年のこと。モトリークルーはライヴツアー開始の際に、“今後モトリー・クルー名義でライヴパフォーマンスをすることを禁止する”という契約を交わし、契約書にバンドメンバー4人はサインを書いた。その契約書の中には「ツアー活動の休止」も含まれており、今後モトリー・クルーの姿を見ることはないのだと、ファンは落胆の色を見せていた。

しかし、先日11月18日にその契約書を爆破する動画をモトリークルーの公式サイトが『Mötley Crüe Is Back!』とタイトルをうって公開!

『Mötley Crüe Is Back!』のナレーションは、映画『The Dirt~モトリー・クルー自伝~』 (2019年3月22日NETFLIXで公開)の監督Machine Gun Kelly(マシンガン・ケリー、アメリカ・オハイオ州出身、ラッパー)が入れている。

2014年、モトリー・クルーはファイナルツアーを発表し、およそ35年に渡るツアー生活にピリオドを打った。その活動休止を公式なものとするため、彼らは異例となる契約を交わしていた。

それから何年過ぎてもモトリー・クルーの人気は絶えることがなく、人気はかつてないほどに高まっていった。お馴染みのクルーヘッズに加えて、新しいファン層を獲得した彼ら。

あのくだらない契約を破り、引退撤回だ!

再度ステージを共にする時、その契約をぶち壊す必要があるということは、メンバーも承知している。

まぁ、破壊は…。モトリー・クルーにとっては、お手のものだろう?

アメリカ現地時間11月15日には、モトリー・クルーのファンがインターネットサイト「Change.org」で「ブリング・モトリー・クルー・バック!」と名付けたキャンペーンを立ち上げており、「新しいファンたちは新しいツアーを必要としている」と、バンド再結成を促していた。このキャンペーンには再結成発表がされた18日の時点までに1万4000人以上の署名が集まっていた。

モトリー・クルーの再結成を受けて、アメリカのトーク番組『That Metal Show』(2015年終了)の司会者Don Jamieson(ドン・ジェイミーソン)は過去の映像をTwitterで公開。「ラストツアーの次にもツアーがあるはずだ」と司会者ジェイミーソンが契約を信じようとしなかったところ、Mick Mars(ミック・マーズ、Gt.)は「もしもそんなことがあったら、世界中を無料で招待するよ」と言っている。そちらのことは大人の事情に任せるとして…。

モトリー・クルーの再結成に世界中のファンが飛び上がって喜んだ2019年11月18日。2020年にデフ・レパード、ポイズンとツアーを行なうらしいと報じられてはいるが、今後の活動内容については公式発表が待たれている。

モトリー・クルーはアメリカ出身のヘヴィーメタルバンドで、1981年に結成。メンバーは、Vince Neil(ヴィンス・ニール、Vo.)、Mick Mars(ミック・マーズ、Gt.)、Nikki Sixx(ニッキー・シックス、Ba.)、Tommy Lee(トミー・リー、Dr.)の4人。全米だけでアルバム総売り上げ2500万枚以上、全世界で1億枚以上を売り上げている。