[HYDE]チケット一般発売1月5日から!HYDE ACOUSTIC CONCERT 2019 黑ミサ BIRTHDAY -TOKYO –

HYDEのアコースティックイベント「HYDE ACOUSTIC CONCERT 2019 黑ミサ BIRTHDAY -TOKYO –」が1月23日(水)・24日(木)に千葉・幕張メッセイベントホールで行われる。いよいよ、チケットの一般発売が1月5日(土)10時[JPN]から始まり、予定枚数終了しだいの発売終了となる。海外からも参加しやすい幕張メッセ2Days。HYDEの節目となる2019年の誕生日が祝えるとあって人気が高く、入手困難なチケットとなっている。

引用元:幕張メッセ公式ホームページ

また、「HYDE ACOUSTIC CONCERT 2019 黑ミサ BIRTHDAY」のオフィシャルグッズ一部先行通信販売の受付が1月9日(水)23時59分[JPN]までの間で現在行なわれている。1月11日(金)から順次発送され、幕張公演までに商品は届けられる。
h.NAOTOコラボのカーディガンは、ロックテイストでありながら、ドレスコードがスマートカジュアルでも上に羽織れるシックなデザインとなっている。
座布団は、黑ミサロゴが大きくレイアウトされたデザイン。着席コンサートの防寒にも、優れたクッション性と暖かさを備えている。

チケット一般発売の詳細は次のとおり。

公演概要
[公演日時]
2019年1月23日(水)・24日(木)
Open 18:00 / Start 19:06

[会場]
幕張メッセイベントホール

席種/チケット価格(税込)]
◆SS席¥30,240
◆S席¥16,200
◆A席¥12,960
※全席指定
※6歳未満入場不可、6歳以上要チケット
[お問い合わせ]
ディスクガレージ
050-5533-0888 (平日 12:00~19:00)

[チケット一般発売]
2019年1月5日(土) 10:00 ~

[お電話]
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード: 134-899)
ローソンチケット 0570-084-003 (Lコード: 72126)
[WEB]
チケットぴあ http://w.pia.jp/t/hyde-c/

ローソンチケット https://l-tike.com/hyde19

イープラス http://eplus.jp/hyde-makuhari/

Yahoo! チケット http://r.y-tickets.jp/hyde_kuromisa2019

[お問い合わせ]
ディスクガレージ 050-5533-0888 (平日12:00~19:00)

引用元:HYDE公式サイト
KUROMISA 2019

[HYDE]HYDE ACOUSTIC CONCERT 2019 黑ミサ BIRTHDAY -WAKAYAMA- ライブ・ビューイング開催決定!

HYDEが自身の誕生日となる1月29日(火)に故郷・和歌山でアコースティックライヴ「HYDE ACOUSTIC CONCERT 2019 黑ミサ BIRTHDAY -WAKAYAMA-」を開く。2018年初秋にかけ抜けたイベント情報は、ファンの心を掴んで離さず、8500人を収容する会場・和歌山ビックホエールのチケットを即座にソールドアウトへと導いた。

その後、誕生日前後にもイベントをと、28日(月)に黑ミサイヴ、30日(水)に追加公演が決定。しかし、チケットはすぐさまソールドアウトを点灯させ、人気の高さを物語っていた。

この度、ライブ・ビューイングが決定!

最もファンが足を運びたいと切に願った1月29日(火)、全国45カ所の映画館で同時上映の生中継がされる。HYDEの節目となる2019年の誕生日を、心に焼き付けるまたとないラッキーチャンスが師走の日本に舞い降りた。

チケットは『チケットぴあ』を使って行われ、先行抽選の受付が12月27日(木)17時から始まっている。先行抽選の受付最終日は翌2019年1月14日(月・祝)23時59分となる。

一般発売は先着順となり、1月25日(金)18時から28日(月)12時までが予定されている。詳細は次のとおり。


HYDE ACOUSTIC CONCERT 2019 黑ミサ BIRTHDAY -WAKAYAMA- LIVE VIEWING


[日時]
2019年1月29日(火) 19:06開演
[会場]
全国各地の映画館
※開場時間は映画館によって異なります
※大阪府では16歳未満の方で保護者同伴でない場合は、終映が19:00を過ぎる上映のためご入場いただけません。予めご了承ください。
[料金]
全席指定 4,500円(税込)
[チケット]
◆プレリザーブ(抽選)
2018年12月27日(木) 17:00 ~ 2019年1月14日(月・祝) 23:59
◎チケットぴあ: http://w.pia.jp/t/kuromisa2019-lv/

※お一人様4枚までご購入可能です。
◆一般発売(先着)
2019年1月25日(金) 18:00 ~ 2019年1月28日(月) 12:00
◎チケットぴあ: http://w.pia.jp/t/kuromisa2019-lv/

◎一般発売は、全国のセブンイレブン、チケットぴあの店舗でも販売いたします。
※一般発売は先着順での受付となりますので、予定枚数に達し次第受付終了となります。
※お一人様4枚までご購入可能です。
[チケットに関するお問合せ]
Web: http://t.pia.jp/help/

お電話: 0570-02-9111 (10:00 ~ 18:00オペレーター対応)
※毎週、(火)・(水) 2:30 ~ 5:30はシステムメンテナンスのため受付休止。2019年1月1日(火)は年末年始の為休業となります。
※0570で始まる電話番号は一部の携帯電話・PHS・IP電話・CATV接続電話からはご利用できません。ご契約業者に接続可能かご確認ください。
※購入方法の詳細、会員登録の方法、当選メール紛失、発券方法に関してなど、チケットに関するお問い合わせは、チケットぴあ ヘルプページ をご確認の上、解決しない場合はお手数をおかけいたしますが上記プレイガイドのお問い合わせ番号へご連絡ください。
[注意事項]
※チケットご購入後お客様のご都合による変更及び払い戻しは、いかなる場合におきましても行っておりません。予めご了承の上お申込みください。
※営利を目的としたチケットの購入、譲渡・転売行為(ネットオークション・チケット売買サイト・金券ショップ等)は、いかなる場合も固くお断りしております。
※通常の公演と同様に、お客様に楽しんでいただく上映です。場合によっては、拍手や声援などが起こる場合もございますので、ご理解の上、ご購入ください。(ただし危険行為は禁止しております。)
※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料となります。
※劇場内は、カメラや携帯などのいかなる機材においても録音/録画/撮影/配信を禁止しております。このような行為が行われた場合は、記録された内容を削除の上ご退場いただきますので、予めご了承ください。
※配信中継イベントの為、映像・音声の乱れが生じる場合がございます。予めご了承ください。
※公演が予定終了時間を大幅に超える場合、公演途中でも上映を終了する場合がございます。予めご了承ください。
※上映会場に、取材目的の撮影が入る場合がございます。予めご了承の上、ご購入ください。
[プレイガイドチケットのお申込み時ご注意]
※インターネットでのチケットお申込みには、事前にプレイガイドの会員登録(無料)が必要となります。
※上記チケット代以外に手数料がかかります。
▼HYDE ACOUSTIC CONCERT 2019 黑ミサ BIRTHDAY -WAKAYAMA- LIVE VIEWING 情報サイト
https://liveviewing.jp/hyde2019/

[HYDE]黑ミサ2019はHYDEの出身地和歌山で誕生日開催!オケの調べで一緒に生誕を祝う

オーケストラ編成で行なわれる「HYDE ACOUSTIC CONCERT 2019 黑ミサ WAKAYAMA」の開催が決定した。2019年の黑ミサは、HYDEの誕生日となる1月29日(火)に、HYDEの出身地となる和歌山・和歌山市にある和歌山ビッグホエール(総動員数8500人)を会場に、盛大に行なわれる。

黑ミサはウインターシーズンにHYDEがファンクラブ限定で行なってきたイベントライヴ。一般公開は、2017年のクリスマスシーズンに千葉・幕張メッセを会場に開かれ、今回で2度目となる。

年齢非公開のHYDEにとって、周知のファンには節目ともなる年。日頃から親を大切にするHYDEだが、HYDEには母との有名なエピソードがある。音楽活動をしたいというHYDEの背中を押し、“いつかじゃなく、今行きなさい”と、上京を促してくれたのは母親だったという。“それがなければ、俺はここにいなかったんじゃないかな、本当に感謝している”と、雑誌などの取材時に幾度となく話をしていた。ご両親への盛大なプレゼントにもできる、このライヴ。HYDEの思い出として深く刻まれることは間違いない。

現在開催中の「HYDE LIVE 2018 追加公演」で、“みんな俺の可愛い子ちゃんだから”とファンに伝え、愛でてくれるHYDE。生誕の地・和歌山に、大切な自身のファンを約8500人、お披露目するようなスペシャルライヴ。チケットが入手困難になるのは必至だ。公式の発表後3時間、和歌山近郊の宿泊施設では1月29日の部屋が全室埋まるという、経済効果も始まっている。

SNSでは、「HYDEさんの誕生日を一緒に祝える!」、「HYDEさんの育った場所でライヴって嬉しい」、「誕生日に、おめでとうって言える日が来るなんて…」など、喜びの声が多数上がった。

なお、チケットの一般発売は2019年1月12日(土)10時からが予定されている。ファンクラブは先行販売となっており、HYDEIST先行受付が10月5日(金) 18時から、HYDERoom先行受付が10月17日(水) 18時からとなる。詳細は次のとおり。

HYDE ACOUSTIC CONCERT 2019 黑ミサ WAKAYAMA 開催決定!
昨年12月、HYDE CHRISTMAS CONCERTとして幕張メッセで開催され、多くの人にあたたかいクリスマスを届けた”黑ミサ TOKYO”が、2019年はHYDEのバースデーイベントとして、HYDEの地元、和歌山で開催されることが決定した。

今公演もオーケストラを従えたアコースティックライヴとなる。

昨年同様、多くの人が涙するメモリアルなイベントになることは間違いないだろう。

HYDE ACOUSTIC CONCERT 2019 黑ミサ WAKAYAMA

[日時]

2019年1月29日(火)

Open 18:00 Start 19:00

[会場]

和歌山ビッグホエール

[チケット料金(税込)]

SS席 ¥30,240

S席 ¥16,200

A席 ¥12,960

※全席指定※6歳未満入場不可、6歳以上要チケット
[チケット先行販売]
■オフィシャルファンクラブ HYDEIST先行

受付:2018年10月5日(金) 18:00 ~ 10月11日(木) 23:59

■オフィシャルモバイルサイト HYDERoom先行

受付:2018年10月17日(水) 18:00 ~ 10月22日(月) 23:59

[チケット一般発売]

2019年1月12日(土) 10:00 ~

[お問い合わせ]

キョードーインフォメーション

0570-200-888(10:00〜19:00)

[ご注意]

ドレスコードがございます。「スマートカジュアル」の装いでご来場ください。

[HYDE]アジア圏をまわるツアーラストは台北、オーケストラ編成のコンサートにチケット完売プレミアライヴ

ワールドワイドに活躍する日本の音楽アーティストHYDE(Vo : L’Arc-en-Ciel、VAMPS)がアジア圏を5カ所6公演まわるアジアツアー「HYDE ACOUSTIC CONCERT TOUR 2018 – 黑ミサASIA – 」。台北・台北國際會議中心 Plenary Hall(総動員数3,122人)で5月14日(月)、最終公演が行われた。チケットは早くからソールドアウトとなっており、台北でのHYDEの人気が伺われた。会場は世界貿易センター駅が最寄りの場所で、台湾の中でも栄えた場所。台北國際會議中心は東京・台場ビックサイト同様の、大きなイベントが各種開催できる場所となる。

日本との時差は60分。アジアツアーラストの今夜の会場は、レッドカーペットの床で、見た目からも黑ミサを盛り上げる。座席は列ごとに階段状の傾斜が付き、どの席からもステージが見えやすい。ブルーシーンに染まるステージは、開演前に撮影が許可されていた。ファンが記念撮影を行う場面も見られる。BGMには礼拝堂で聞かれるようなミサ曲が流れていた。

ショーのスタートは現地時間で20時をまわった頃。セットリストは18曲。このアジアツアーはどの国のファンにも等しく伝わるように、同じ曲順同じ曲数で行なわれた。

ステージ上に静かに佇む鳥籠台。「UNEXPECTED」をSE(Sound Effect)にして、メンバーがステージに現れる。9人のオーケストラ編成を組むこのツアー。最後の1人を残し、8人が席に着いた。鳥籠の中に電球色の光が灯る。HYDEがステージに姿を現し、ステージ中央のイスに腰をかけた。歓声が上がる。ファースト曲「WHITE SONG」からショーは始まった。

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ショーの中でHYDEはその国の言葉と英語を使いMCをファンに届けてきた。海に囲まれた日本は、母国語以外の言葉に触れる機会が極端に少ない国だが、“ファンの喜ぶ顔が見たい”とショーを展開するHYDE。台北のMCも、日本公演のMCのように、ファン心をくすぐる話を用意していた。

現地の言葉でHYDEがファンに投げかける。「僕の…部屋に…来ませんか?」。発音を確かめながら、ゆっくりと声に変える。「僕の…部屋に、今夜おいでよ? 合ってる? セクシーに言えてる?」と、ファンの反応を伺いながら、HYDEが続ける。「僕の部屋番号は666号室だよ。僕の部屋に来ませんか?」。歓声と悲鳴が入り混じるフロア。リップサービスの後には、「本当にホテルの部屋まで来たらダメだよ」と付け足すHYDEに、フロアは笑い声に包まれた。

13曲目「MY HEART DRAWS A DREAM」では、ファンから“夢を描くよ”とコーラスが生まれ、ステージで演奏をする9人をフロアが優しく包んだ。ソロで初上陸の台北。HYDEのステージング(通称:降臨)を待ち望んでくれていたことが伝わってくる。

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また、このツアーではHYDEが公式サイトのインスタグラムを使い、ショーごとに生配信を数曲ずつ行ってきた。これはHYDEのサプライズプレゼント。告知は今まで行ってこなかったのだが、今夜はツアーファイナル。ファンクラブサイトHYDEISTの掲示板内にHYDEがショーのスタート間際に書き込み(通称:血文字)をして、約120分後に生配信を行うことを告知していた。世界中のファンと共有できるようにとのHYDEの思いやり。このツアーのラストを飾る曲「星空」が選ばれた。

曲が始まる前にHYDEが、「みんな、星を作ってくれる?」と、声をかけると、ファンは一斉にスマートフォンにライトを点灯した。ゆっくりと光を左右に振る。その幻想的な光景の中で、HYDEは歌い始めた。生配信のムービーカメラはHYDEの右側に置かれ、ステージから見える景色、HYDEとファンが造り出す景色を映していた。ステージの終わりに、「みんな、仲良くね。みんな友達だからね」と、HYDEが投げかける。フロアは終演を惜しむ拍手がいつまでも鳴り止まなかった。スタッフは前列に取り付けられたファンの寄せ書きシートを外して、持ち帰ろうとしていた。その姿を見たHYDEは、スタッフをステージ上から呼び止める。寄せ書きシートはHYDEの手に渡った。それをマントを羽織るように身に纏ったHYDEは、ファンに「サンキュー!」と声を届けてステージを後にした。

台湾のショーには多くのマスメディアが足を運んでくれ、当日、翌日とニュースに流れた。その中から樂窟音樂RAKU MUSICの映像を引用し、このショーが大成功を収めたことを伝える。アジアツアーに足を運んだファン、会場外から見守ったファン、今ファンになってくれた人に、平等に伝わることを願って…。

映像引用元:樂窟音樂RAKU MUSIC

続く、HYDEのソロライヴは「HYDE LIVE 2018」、いよいよホームである日本国内。6月29日(金)のHYDEIST限定ライヴ2Daysから始まる。

日程-01

SET LIST in 台北

01. WHITE SONG

02. SECRET LETTERS

03. Angel’s tale

04. THE CAPE OF STORMS

05. evergreen

06. SHALLOW SLEEP

07. Forbidden Colours

08. DEPARTURES

09. VAMPIRE’S LOVE

10. XXX

11. winter fall

12. HONEY

13. MY HEART DRAWS A DREAM

14. 叙情詩

15. forbidden lover

16. KISS OF DEATH

17. flower

18. 星空

[HYDE]クアラルンプールMCAホールでアコースティックライヴ、ソロでマレーシア初上陸

日本の有名ロックミュージシャンHYDE(Vo : L’Arc-en-Ciel、VAMPS)がソロ活動でアジア圏をまわるツアー「HYDE ACOUSTIC CONCERT TOUR 2018 – 黑ミサASIA – 」が5月2日(水)の中国・上海を皮切りに5カ国6公演で開かれている。5月12日(土)はマレーシア・クアラルンプールのMCA Hallでショーを行った。ここでは主催にメディックグループ株式会社が名乗りをあげ、公演前にはメディア会見を開き、翌日にはマレーシアの各情報機関に公演の様子が掲載されるなど、HYDEの話題が広がった。

主催者側からフェイスブック経由で記者会見の模様が公開された。そこでHYDEは、「今まで僕がやってきたライヴはみんなが立っていて、(煽って盛り上げて)楽しませるものだった。今回は2時間イスに座ったままで楽しむライヴです。音を聴いて楽しめるものになっているので、音をじっくりと楽しんで欲しいですね。情景としては、冬の寒さ、雪を感じてもらえると嬉しい」とライヴの見処について話していた。

スタート時間は現地時間で20時。日本とは1時間の時差で収まる距離のアジア圏。セットリストは今夜も18曲。アジアツアーは同じ曲順でショーを展開している。フロアーは満員、客席が全て埋まる人気公演となった。ショーの前後は会場内の撮影も許可されており、青い光の灯されたステージを撮影するファンで賑わった。ショーが始まると、フロアの雰囲気は、日本でクリスマスに行われた「黑ミサ」とは違っていた。厳粛かつ、息使いも気にするような緊張感はそこにはない。穏やかな、リラックスしたムードに包まれている。日本語で歌詞を口遊む現地のファンも見受けられた。

HYDEのソロ1枚目のアルバム「ROENTGEN」は発売時、2つに使用が分けられた。日本国内で売られた、日本語の歌詞のある「ROENTGEN」と、日本を除くアジア諸国で売られた全英語歌詞の「ROENTGEN english version」(日本での購入は輸入商品)だ。アジア諸国では輸入盤となる「ROENTGEN」、2002年の発売から16年経った今年、マレーシアでファンが日本語で口遊んでくれた。

「そこにファンが居てくれるから、僕は歌いに行きたいと思う」と常々話すHYDE。マレーシアのファンの待ち望む気持ちが黑ミサの開催を引き寄せた。

9曲目「VAMPIRE’S LOVE」、ピアノソロが柔らかく譜を刻む。暗転したステージ中央。歌いはじめに合せてライトが灯された。HYDEは手に持つ赤色の薔薇の花びらにキスをして、そっと立ち上がり声を乗せた。18曲目「星空」では曲の間際にHYDEがMCで、「アジアの平和を願います。みんな仲良くしてね!」と話して歌を始めた。スマートフォンのライトでフロアいっぱいに瞬く星の光。HYDEは穏やかに、優しい笑みを浮かべて歌い終えた。

マレーシア公演の模様はインスタグラムの生配信機能を使い、HYDEが公式に公開。セットリスト7曲目の「Forbidden Colours」が1曲配信され、24時間の閲覧が許された。世界的に有名な曲のカバー曲となる。日本の著名音楽家・坂本龍一が、映画「戦場のメリークリスマス」のために作ったアルバム「Merry Christmas Mr.Lawrence」のトラックに、デヴィッド・シルヴィアンが作詞を付けたもの。カバー曲としてはHYDE未発表の曲となるため、SNS上では「これは貴重だわ!」「アレンジが素敵」「オーケストラ演奏が気持ちいいね」「また日本でも黑ミサを聴きたい」などの声が上がった。

このアジアツアーは残すところ1公演。5月14日(月)の台湾・台北國際會議中心 Plenary Hallでファイナルを迎える。台北公演のチケットは早いうちからソールドアウトとなっていた。

SET LIST in クアラルンプール

01. WHITE SONG

02. SECRET LETTERS

03. Angel’s tale

04. THE CAPE OF STORMS

05. evergreen

06. SHALLOW SLEEP

07. Forbidden Colours

08. DEPARTURES

09. VAMPIRE’S LOVE

10. XXX

11. winter fall

12. HONEY

13. MY HEART DRAWS A DREAM

14. 叙情詩

15. forbidden lover

16. KISS OF DEATH

17. flower

18. 星空

[HYDE]ソロのアコースティックライヴで香港上陸、チケットはソールドアウト、3600人が酔いしれる

日本の有名音楽アーティストHYDE(Vo : L’Arc-en-CielVAMPS)が5月9日(水)、香港・九龍灣國際展貿中心 STAR HALL(総動員数3600人)で「HYDE ACOUSTIC CONCERT TOUR 2018 – 黑ミサ ASIA -」を開いた。HYDEのソロ活動は約10年ぶりのこと。ソロ活動でアジア圏を訪れるのは初となる。HYDEは5月2日(水)から、アジア5カ所6公演(上海、北京、香港、クアラルンプール、台北)をまわっている。

香港公演も、1つ前の北京公演同様に、チケットは早くから売り切れた。このアジアツアーでは、ファン(通称:HYDEIST)が心待ちにしていたことが、目に見えて解る。ファンからHYDEに贈られるウェルカムフラワー(スタンド花)。どの会場にも多数飾られている。赤薔薇はもちろんのこと、黑ミサキャラクターの白猫やHYDE公式ホームページの蛇のロゴマークが花で形どられている。日頃からHYDEの好みや情報を追っているからこそチョイスできる内容で、そこに言葉の違いや国境などは感じられない。想いはちゃんと伝わっている。

香港公演はセットリスト18曲。時間にして72分の極上な時間が、HYDEからファンに贈られた。ステージ上にはHYDEの公式ファンサイトHYDEIST(ハイディスト)のメインシンボル“鳥籠”に光が灯る。HYDEが歌声で紡ぎだす情景と、9人のオーケストラ編成で奏でるアコースティックの調べが、穏やかにファンを包んだ。

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HYDEはMCで、「香港、こんばんは。HYDEです。黑ミサへようこそ!待たせちゃったね…。ありがとう。アジアのみんなも友達です」と、広東語であいさつ。「HYDEさん、可愛い」「難しいのに、(広東語で)ありがとう」など、ファンは日本語でステージに向かって声をかけた。

アジアツアーはHYDEのコンサートとしては珍しく、セットリストを同じくしてまわっている。待ってくれたどのファンにも、分け隔てなく想いが届くようにと思考されている。しかし、HYDEのコンサートに、1つとして同じものはない。演奏アレンジや声色、少しずつの雰囲気の変化が現れ、公演ごとに進化している。1度聴けば次の公演も参加したい。次の公演にも参加したら、その次も、次も…。度重なるチケットのソールドアウトは、HYDEの魅力と、ツアーの内容の充実度合いを語っている。

13曲目「MY HEART DRAWS A DREAM」では、フロアから“夢を描くよ”と大合唱が起きる。ファンがステージ上のHYDEに向け、テンポに合わせて左右に大きく腕を振る姿も見られた。ラスト18曲目「星空」では、スマホを取り出した客席がライトを灯す。フロアにも美しい星空が広がった。全てのショーを観終わったファンは、席から一斉に立ち上がり、スタンディングオベーションでHYDEを祝福。鳴り止まない拍手がHYDEを見送ってくれる。

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客席最前列の柵には、ファンが寄せ書きした大きなシートが広げられていた。笑顔で眺めるHYDE。「それ、ちょうだい」とファンに話しかける。寄せ書きされた大きなシートはHYDEの手に渡された。HYDEはそのシートを肩に纏い、自分の体を包み込んだ。大歓声が沸き起こる。HYDEは、ステージを右へ左へ歩き、感謝を伝えた。香港公演は、熱気に包まれ、大盛況のうちに幕を閉じた。

会場に来られなかったファンのために、HYDEは公式インスタグラムで1曲ライヴを生配信。事前告知されないサプライズプレゼントとなる。香港公演は、セットリストで16曲目の「KISS OF DEATH」が贈られた。SNSでは、「HYDEさんの声でKISS OF DEATHが聴けるなんて感激!」「HYDEさん進化してる!アレンジが違ってる」「6月からのライヴでも歌ってほしい」などの興奮が伝わってくるコメントが上がっていた。

アジアツアーの公演中は公式ファンサイトHYDEISTの鳥籠にも光が灯され、時間の許すときには公演終了後にHYDEからコメント(通称:血文字)が書き込まれている。どのファンの気持ちも平等に受け取りたい。HYDEの気持ちが表されている。

続くアジアツアーは残すところ2公演。5月12日(土)のマレーシア・クアラルンプール MCA Hallと続き、5月14日(月)の台湾・台北國際會議中心 Plenary Hallでファイナルを迎える。

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SET LIST in 香港

01. WHITE SONG

02. SECRET LETTERS

03. Angel’s tale

04. THE CAPE OF STORMS

05. evergreen

06. SHALLOW SLEEP

07. Forbidden Colours

08. DEPARTURES

09. VAMPIRE’S LOVE

10. XXX

11. winter fall

12. HONEY

13. MY HEART DRAWS A DREAM

14. 叙情詩

15. forbidden lover

16. KISS OF DEATH

17. flower

18. 星空

[HYDE]海外アコースティックライヴツアー、2カ所目はチケット完売の中国・北京で感動の夜を共に

ワールドワイドに活躍する日本の音楽アーティストHYDE(Vo : L’Arc-en-CielVAMPS)が「HYDE ACOUSTIC CONCERT TOUR 2018 – 黑ミサ ASIA -」で5月6日(日)、中国・北京にある北京展覧館 BJ-EXPO Theatreを会場にコンサートを開いた。このアジアツアーでは5カ所6公演(上海、北京、香港、クアラルンプール、台北)を訪れる。北京公演は早いうちからチケットが売り切れになり、参加できるファン(通称:HYDEIST“ハイディスト”)には貴重なプレミアチケットとなっていた。

北京展覧館は2700人を動員できるコンサート会場。クラッシックデザインで円形状のフロアは座席列に傾斜がついている。どの位置からもステージが見えやすい好環境で行なわれた。

アジア圏のライヴでは、サウンドチェックの前にお祈りの儀式を行い、コンサートの千客万来と無事を祈る。9人のストリングスやピアノを含むオーケストラ編成で行われるこのツアー。スタッフ関係者が一堂に集まり儀式を終えた。

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セットリストは18曲。HYDEが持つロックミュージック色の強い楽曲を、全てアコースティックアレンジに編曲してファンに届ける。アレンジを担当したのはバンドマスターでピアノ奏者の堀向輝彦。これまで黑ミサはシークレットイベントとして扱われてきた。チケットを入手できた限られた参加者だけが、HYDEとの至極の時間を共有できる。HYDEISTの中でも大切に開催されている黑ミサイベント。今後アコースティックアレンジのアルバムが発売されるかどうかは未定。アジア圏で生の音で聴ける貴重な機会となっている。

北京公演はスタートして1時間が過ぎた頃、HYDE公式インスタグラムでコンサートの模様が1曲生配信された。セットリストでは8曲目「DEPARTURES」。小室哲哉がglobeの20周年を記念しカバー曲としてHYDEに提供してくれたもの。SNSでは、「今夜もコンサートの生配信をありがとう、HYDEさん」「DEPARTURESを聞くことができて感激で胸がいっぱい」「とても素敵な時間ですね、共有できて嬉しい」などのコメントが上がった。インスタグラムでの生配信はHYDEからのサプライズプレゼント。生配信された日は、その後24時間の公開がされている。

続くアジアツアーは、5月9日(水)の香港・九龍灣國際展貿中心 STAR HALL、5月12日(土)のマレーシア・クアラルンプール MCA Hallと続き、5月14日(月)の台湾・台北國際會議中心 Plenary Hallでファイナルを迎える。

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SET LIST in 北京

01. WHITE SONG

02. SECRET LETTERS

03. Angel’s tale

04. THE CAPE OF STORMS

05. evergreen

06. SHALLOW SLEEP

07. Forbidden Colours

08. DEPARTURES

09. VAMPIRE’S LOVE

10. XXX

11. winter fall

12. HONEY

13. MY HEART DRAWS A DREAM

14. 叙情詩

15. forbidden lover

16. KISS OF DEATH

17. flower

18. 星空

[HYDE]アジア5カ所でHYDEがアコースティックライヴ、最初は上海で2日間約6000人が夢叶う

日本の有名音楽アーティストHYDE(Vo : L’Arc-en-CielVAMPS)が、約10年ぶりにソロ活動をメインに動く2018年。アジア5カ所6公演をまわるアジアツアー「HYDE ACOUSTIC CONCERT TOUR 2018 -黑ミサ ASIA-」が中国・上海盧湾体育館(5月2日・3日)から始まった。2日間で参加(通称:参戦)したHYDEのファン(通称:HYDEIST“ハイディスト”)は約6000人。昨年12月のクリスマス時期に日本(千葉・幕張メッセ)で開催されてから、海外各所のHYDEファンが自国開催を切望していた。アジア圏HYDEIST待望の、夢が叶うツアーとなる。

上海にHYDEがソロ活動として訪れるのは初のこと。内容はアコースティックライヴ「HYDE Christmas Concert 2017 -黑ミサ TOKYO-」(千葉・幕張メッセ、2017年12月開催)をベースにした、ストリングスやピアノを含む9人のオーケストラ編成でステージを展開する。バンドマスター堀向輝彦が弾くピアノ・KAWAIフルコンサートピアノは、北京在住の日本人著名調律師が来場しライヴ前に音を整えた。ファンを最高の音で包みたいとHYDEが思っていることが確り伝わってくる。

セットリストは全18曲。L’Arc-en-Cielからは「flower」「winter fall」「HONEY」などが、VAMPSからは「VAMPIRE’S LOVE」が、カバーソングでは小室哲哉の「DEPARTURES」やデイビッド・シルヴィアンの「Forbidden Colours」が歌われた。このツアーで一番の注目となるのは、中島美嘉へ提供された曲「KISS OF DEATH」がセットリストに組まれるのかどうか。まだHYDEが歌う「KISS OF DEATH」はリリースされていない。上海は2日間ともHYDEの声で「KISS OF DEATH」が披露された。

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HYDE公式インスタグラム 上海公演のステージ風景。HYDEの降臨で籠に光が灯る(通称:籠ピカ)。

MCでHYDEは、「こんばんは、上海。黑ミサへようこそ!HYDEです。これは去年日本でクリスマスに開催したアコースティックのライヴ。みなさんリラックスして楽しんでください」と、北京語と英語を交えてあいさつ。フロアからは拍手とともに、「HYDE、大好き」「ありがとう」とファンからの声が上がった。

3日にはHYDE公式インスタグラムで上海公演がライヴ配信され、ファースト曲からの3曲「WHITE SONG」「SECRET LETTERS」「Angel’s tale」をリアルタイムで観ることができた。映像はその後24時間公開され、世界中のファンに提供された。SNS上では「上海公演が観られるなんて感激!」「去年の黑ミサの感動を思い出して泣いています」「ツアーの成功を願ってるよ。楽しんでね」などのコメントが寄せられた。

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この後は、5月6日(日)の中国・北京展覧館劇場、5月9日(水)の香港・九龍灣國際展貿中心 STAR HALL、5月12日(土)のマレーシア・クアラルンプール MCA Hallと続き、5月14日(月)の台湾・台北國際會議中心 Plenary Hallでファイナルを迎える。

しかし、6日(日)の中国・北京展覧館劇場のチケットは販売枚数を全て売り切っており、中国でのHYDEの人気が裏付けされた。海外で黑ミサが観られるのは、またとないチャンス。ファンが殺到し、チケットはプレミアの価値を生みはじめている。

上海公演の後にHYDEは上海ディズニーランドでアトラクションを楽しんだ。その模様はHYDE公式インスタグラムで観ることができる。セットリストのラストに選ばれたのは「星空」。HYDEが目にした世界の風景は、“君にも見せたいから”と優しく話しかけてくれているようだ。アジアツアーが、HYDEのソロ活動を待ち望んだHYDEISTたちの、生涯に残る幸せな思い出になりますように…。

SET LIST in 上海

01. WHITE SONG

02. SECRET LETTERS

03. Angel’s tale

04. THE CAPE OF STORMS

05. evergreen

06. SHALLOW SLEEP

07. Forbidden Colours

08. DEPARTURES

09. VAMPIRE’S LOVE

10. XXX

11. winter fall

12. HONEY

13. MY HEART DRAWS A DREAM

14. 叙情詩

15. forbidden lover

16. KISS OF DEATH

17. flower

18. 星空

[HYDE]アコースティックコンサートツアーをアジアで開催、販売するオフィシャルグッズ内容を公開

日本の有名音楽アーティストHYDE(Vo: L’Arc-en-Ciel, VAMPS)が、「HYDE ACOUSTIC CONCERT TOUR 2018 – 黑ミサ ASIA -」を行なう。HYDEが公演に訪れる場所は、上海・北京・香港・クアラルンプール・台北の5カ所。5月2日(水)から14日(月)までの日程でアジア諸国を回る。

本日、会場にて購入できる公式グッズの内容が発表された。グッズは4品(T-SHIRT・LONG SLEEVE T-SHIRT・TOTE BAG・POSTER SET)となっており、HYDE公式ホームページサイトから詳細が確認できる。現在[2018.04.30]は、インターネットなどを使った通信販売の予定はされておらず、会場でのみ購入できるグッズとなっている。会場での販売開始時間などはHYDEの公式Twitterなどを介して発表される見込みとなる。

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HYDE公式サイト HYDE ACOUSTIC CONCERT TOUR 2018 – 黑ミサ ASIA – official Goods

HYDE ACOUSTIC CONCERT TOUR 2018 – 黑ミサ ASIA – official merch is out! Please be aware that sizes & specs vary depending on the venue!

引用元:HYDE公式ホームページサイト

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[HYDE]ソロでクリスマスイベント、24000人が極上オケの調べに感動を持ち帰る

イルミネーションが街にあふれる華やかな季節12月23日(土)・24日(日)の両日で、日本の有名音楽アーティストHYDE(Vo : L’Arc-en-Ciel、VAMPS)が、ソロのクリスマスコンサート「HYDE Christmas Concert 2017 – 黑ミサ TOKYO -」を開いた。会場となった千葉・幕張メッセ国際展示場には2日間で24000席が用意され、チケットは早くからソールドアウト。23日は全国の映画館を使ったライブビューイングで生中継され、こちらも観覧チケットはソールドアウトを続出させた。15年前に発売された、HYDEソロ活動1枚目のアルバム「ROENTGEN」の曲も演奏されるとあって、どのチケットも入手困難を極めた。

この黑ミサというイベントは北海道・富良野に雪が積もる頃、HYDEのファンクラブ限定のイベントとして1日約200人のプレミアムディナーショーの位置づけで2009年から始まったもの。今年は12月上旬に7回目を無事に終えている。

ワールドワイドに活躍するHYDE。海外のファンも足を運びやすい都心で、1日12000人規模の黑ミサイベントを行うのは今年初となる。クリスマスコンサートという華やかな日。演奏はダブルカルテットを含むオーケストラ編成17人(ピアノ・クラリネット・フルート・パーカッション・ドラム・ギター・ベース・コーラス)で行われ、ゲストにはL’Arc-en-CielのギターリストKenが招かれた。服装はチケット販売時にスマートカジュアルというドレスコードが告げられ、ワンピースにボレロを羽織ったファンの姿も多く見られた。

ステージ上には細長いキャンドルが幾つも置かれ、厳粛な雰囲気が漂う。ステージ前方の下手にはグランドピアノが、上手にはギターやバスなどの弦楽器が、ステージ後方は一段高くなってヴァイオリンやフルートを含むオーケストラの席が用意された。ステージ床もフロアの床にもレッドカーペットが敷かれている。開演は両日共に17時からとなった。席に12000人が着席するのを待って、会場内にはSEが流れ始めた。ソロアルバム「ROENTGEN」の1曲目に収められている「UNEXPECTED」のイントロダクションのようだ。ステージ上段の演奏者から順に姿を現して着席。残るはステージ中央に置かれる漆黒の椅子が空席となるだけ。その椅子の後方に下げられる鳥籠の中に眩しく光が灯る。下手からHYDEがステージに姿を現し、漆黒の椅子に着いた。このレポートは23日のものとなる。

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最初に演奏されたのは「WHITE SONG」。HYDEが紡ぎだす歌声が、歌詞の情景を浮かび上げ、聴く1人1人のイマジネーションを広げていく。スピッカートを刻むヴァイオリンの音色はHYDEの声に合わさり厳粛な雰囲気で会場を包み込んで始まった。続いて「SECRET LETTERS」。HYDEが伸びやかに歌い上げる。ここでHYDEがあいさつを入れた。「ようこそ黑ミサへ。黑ミサと言っても血を飲んだりしなくていいからね。恐ろしいイベントではないです。今までは雪の降る北海道富良野でひっそりとやっていました。リラックスしていいからね!今夜はオーケストラの演奏と一緒に聴いてください」と伝えると、会場から拍手が沸き起こった。

続いた「ANGEL’S TALE」は、ギターYUKI (DUSTAR-3、Rayflower)が弾(はじ)くアルペジオの柔らかな調べから。コンサートの全曲アレンジを手掛けたピアニスト堀向彦輝が穏やかに、「THE CAPE OF STORM」では躍動的に曲を引きたてた。「EVERGREEN」では、再びHYDEが話し始める。「交流のあった画家の金子(國義)先生がラジオでこの曲を聴いてくださって、なんていい曲なのかしらって録音して毎日聴いてくれていたそうです。先生は3年前に亡くなったんですけれど、人が亡くなるってことは本当に辛いです。心にずっと塞がることのない穴が開いたみたいでね。そういうことがだんだん増えてきましたね…」と寂しさを滲ませ、「SHALLOW SLEEP」に繋げた。HYDEが「ROENTGEN」について話す。「レントゲンを作ってから15年が経ちました。あの時は精も魂も尽き果てちゃってね。もう10年は作れないってインタビューで答えていたんですが、いつの間にか15年経っていました。最近、こういったコンサートをしていると、曲が選ぶほどないんですよね。曲が欲しいなって思い始めています。後、5年ぐらい待っててね」と伝えた。その後、カバー曲として映画「戦場のメリークリスマス」のテーマ曲「メリークリスマス ミスターローレンス」にデビッド・シルヴィアンが歌詞を付けた「Forbidden Colours」が初披露され、globe20周年で小室哲哉からカバーを依頼された「DEPERTURES」が優しく贈られた。

続いてピアノソロが静かに響き、HYDEが青色の薔薇を1輪手に持つ。VAMPSのバラード曲「VAMPIRE’S LOVE」が大切そうに甘い音色で歌われた。HYDEがVAMPSについて話す。「みんなをVAMPSのことで驚かせてしまって、ごめんね。でも解散ではなく休止というところに希望を見い出して、そんなに悲しまないでください。僕も、復活を願っている1人です。それよりもね、もっと酷い状況のバンドがあるからね。こちらはスケジュールが合わないねぇ。僕1人では、どうしようも…。でも今日は、そこから1人連れてきました。Kenちゃんです!どうぞ」と、ゲストのKenが招かれる。Kenが、「もう後ろで聴いているだけでも、泣きそうで。最近涙腺が弱くて、握手するだけでも泣きそう」と話す。HYDEの「クリスマスはお好きですか?」との問いかけにKenは、「苦手。何かしなくちゃいけないっていう雰囲気が嫌ですね。だけどHYDEが、こういうの好きだから、移動車の中で聞かされるんですよ。どれだけクリスマスが素敵なのかって話を。サンタさんの話もね。やっと、そういう世界もいいなって思えるようになりましたよ」と話すと会場からは笑いが起きた。ここからはL’Arc-en-Cielの楽曲へ。クリスマスに相応しい曲をと「Hurry Xmas」を演奏。HYDEがフロアに向けて拍手を促した。歌いながら「こう、拍手を入れると演歌になっちゃうんでね。裏打ちでお願いします。そう、みんな上手!」と持ち上げて曲に入る。続く「winter fall」は感動してすすり泣くファンも現れた。Kenがギターソロを奏でて始めたのは「MY HEART DRAWS A DREAM」。オーケストラアレンジで壮大に、伸びやかに、ファンに贈られた。ヴァイオリンの調べ美しく始まった「叙情詩」。オーケストラの音色に乗せてHYDEが情熱的に歌い上げた。「ちょっと悲しい曲を聴いてください」と、HYDEが伝えて始まったのは「a silent letter」。奥深い心の傷みを含んだ歌詞を、静かに、朗朗と響く声で歌う。続く「foebidden lover」は、城戸紘志(Dr)がアレンジするスネアドラムの音から。原曲にリスペクト伺えるアレンジで印象深く始まった。オーケストラとKenのギターが共鳴して、琴線に触れ入ってくる。熱い炎が上昇し、怒りを表していくさまを、歌声1つでHYDEが浮かび上げる。フロアは息をこらして、聴き入った。

HYDEが再び語りかける。「次はKenさんの曲で、僕の作詞です。いい感じで化学反応が起きました。そういうところがバンドのいいところですね。僕、冬って温かいと思うんです。頭がおかしいようなことを言おうとしてるんじゃないよ?冬が寒いのは小学生でも解る。そうじゃなくてね…」と話すHYDEにKenが合いの手を入れる。「HYDEの目にはプリズムが入っているから見えないものが見えるんですよ。昔からそういうところがある。だから曲が作りやすいよね。いい意味でね。違うベクトルで指摘してくれるから、いいなって思う」と語る。冬の話に戻したHYDEは、「冬は寒いから温まろうとするでしょう?お鍋を囲んだり、人が集まったりする行為が温かいなぁって思います。暖を取ろうとしたり、手をつないだりすることも温かい」と話し、「雪の足跡」に繋げた。「次の演奏でみんなでの演奏は最後になりました。平和と、大切な笑顔、その永遠を祈って歌いたいと思います」と、「星空」を歌う。ステージバックには満天の星空が浮かび上がった。

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曲の終わりにHYDEが指揮を執りピリオドを付ける。穏やかで温かみのある拍手の音は暫らく鳴り止まず、今夜の全てを抱きしめるかのように会場を包んだ。

オーケストラとKenがステージを後にし、バンマスを務めあげたピアニスト堀向彦輝(通称:彦ニャン)とHYDEの2人きりに。HYDEが「2人でね、もう1曲やりたいと思います。もう年末ですね。今日はやって良かった。楽しかった。どうしたらみんなが楽しんでくれるのかなって考えて今日を迎えました。みんなが喜んでくれて、僕自身も歌を楽しめました。またやりたいなぁ。僕ね、歌うのが好きになったのは最近のことで、それまではしんどいなって思っていました。今は自分の意思を伝えるのが気持ちいい。来年はまだ白紙状態なんですけれど、歩みを止めるつもりはないので、ついてきてください。最後の曲は、みんなが良い夢を見られるように、子守唄を歌います」と話し、「未来世界」へ繋げた。クリスマスらしく「きよしこの夜」の1節がアレンジして組み込まれた「未来世界」。1音1音を大事そうに歌うHYDE。上質な音の贈り物は、ファン1人1人の胸に収められ、幸せな余韻と共に持ち帰られた。

ここで黑ミサグッズの嬉しい知らせが舞い込んだ。明日12月26日(火)12時から、グッズの通販が開始される。イベント当日の幕張は黑ミサグッズを買い求めるファンの長蛇の列ができ、早い時間からソールドアウト商品が多数見られ、ファンからは再販希望の声が上がっていた。今回の注目商品はHYDEが手掛けたイベントパンフレット。映画のパンフレットのように読み応えのあるパンフレットを作りたいとのHYDEの希望から、披露された1曲1曲の創作秘話が付けられており、ファンには外せない1冊となっている。また、15年前にHYDEがデッサンした絵が、部屋を幻想的に変えてくれるライトボックスも人気が高く、早い段階での完売が予想されている。詳細はHYDE公式グッズサイトVAMPROSE STOREで確認できる。

HYDE Christmas Concert 2017 – 黑ミサ TOKYO –

日時 2017年12月23日(土)、 24日(日) / Open 15:30 / Start 17:00

会場 幕張メッセ国際展示場4・5・6ホール

チケット価格(税抜) / SS席 28,000円 / S席 15,000円 / A席 12,000円

12月23日(土)同時中継 全国映画館ライブビューイングチケット価格(税込) /  4500円

出演アーティスト

HYDE

Special Guest Guitar: Ken (L’Arc-en-Ciel)

Piano: 堀向彦輝
Guitar: YUKI (DUSTAR-3, Rayflower)
Bass: 砂山淳一
Drums: 城戸紘志
Percussion: 野崎めぐみ
Flute: 赤木香菜子
Clarinet: 大橋裕子
1st Violin: 納富彩歌、川口静華
2nd Violin: 東山加奈子、亀田夏絵
Viola: 山田那央、金孝珍
Cello: 友納真緒、原口梓(23日)、今井香織(24日)
Chorus: LYNNE HOBDAY、竹本健一

SETLIST

01.WHITE SONG
02.SECRET LETTERS
03.ANGEL’S TALE
04.THE CAPE OF STORMS
05.EVERGREEN
06.SHALLOW SLEEP
07.Forbidden Colours
08.DEPARTURES
09.VAMPIRE’S LOVE
10.Hurry Xmas
11.winter fall
12.MY HEART DREAWS A DREAM
13.叙情詩
14.a silent letter
15.forbidden lover
16.雪の足跡
17.星空
18.未来世界

関連サイト : HYDEIST / HYDE Christmas Concert 2017 – 黑ミサ TOKYO –