[VAMPS]愛知・Zepp Nagoya最終日、みんな楽しめてる?天井越えてくよ!?

ワールドワイドな活躍を見せる日本のロックデュオVAMPSの全国ツアー「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」が7月12日(水)、愛知・Zepp Nagoyaで最終日を迎えた。現在、VAMPSは全国24公演(うち野外フェス2)のツアーを行っている。

愛知滞在は7月8日(土)~15日(土)の1週間で日程が組まれ、会場を貸し切る”籠城スタイル”で開催中。4日間はライヴ「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」が行われ、2日間は映像イベント「VAMPARK」(7月10日・15日)が予定されている。

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引用元 : VAMPS公式ツイッター サウンドチェックを行うVAMPS

籠城スタイルをとっていても、毎日欠かさないリハーサル。音は、湿度や気温の変化、人の入りでも変化してしまう生もの。笑顔が弾ける本番を想像しながら、ベストな状態を探し、心地よい空間作りに毎日真摯に向き合うVAMPS。

Zepp Nagoya最終日は平日。ダミアンタイム6時66分(19時06分)からのスタートだった。セットリストは全19曲で構成。盛り上がり必至の「MIDNIGHT CELEBRATION」をファーストに持ってきた。瞬時に沸点に達したフロアのテンション。VAMPSの笑顔が滲み出る。ニューアルバム「UNDERWORLD」からは11曲が選ばれ、レア曲としては「DEVIL SIDE」、「LOVE ADDICT」、そして最終日ならではの「SWEET DREAMS」が選曲された。

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画像引用元:K.A.Zインスタグラム 名古屋最終日のパフォーマンス

映像引用元:VAMPS公式ツイッター

映像引用元:h1r0_atlさんインスタグラムより VAMPSの映像公開に感謝いたします

MCでK.A.Zは、「こんばんは。名古屋はいつも盛り上がってくれるから嬉しいです。今日は最終日ですね。名古屋に滞在している間に、ウナギを2回食べました。ほら、ライヴ中にバテちゃいけないから栄養を摂らないとね。体力付けないと。今、そのウナギが体の中で血となっていますよ。この後は、熊本に行って、大阪もね。近いから遊びに来てください。雨が心配なんだよね。この家(映し出されるVAMPS城)ごと持っていかないといけないからね(笑)」と話す。

HYDEは、「名古屋、楽しんでる?今日はね、(上を指さして)この上まで行くよ。天井まで行くよ!天井を越えて行くよ!今年は梅雨なのに雨がなかなか降らないね…。最近、晴れると”さすがだね”って言われることが増えました。(話しの中で何様か)よく解らない人になってきているよね(笑)。こんなところで運を使いたくないよ。運は取っておきたい。この夏はフェスとかビスパ(BEAST PARTY)とか。みんなと楽しみたいと思っていることが、たくさん、本当にたくさんあります。色んな所で会えると思うので、みんな一緒に楽しもうぜ!」と話した。

※出演フェス:ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017SUMMER SONIC 2017a-nation 2017

K.A.Zが、「じゃあ、残り少なくなってきたんですが、暑いからね…涼しい曲をやりたいと思います」と17曲目「SWEET DREAMS」を奏でた。背景の夜空には星空が浮かぶ。前後するが、10曲目「BLOODSUCKERS」ではフロアの盛り上がりの中でクラウドサーフがあがり始めた。曲中の中でも躊躇(とまど)わずHYDEがマイクを下げて声をかける。「飛ぶ方も感謝して飛べよ!」、心配そうに複雑そうに、くしゃくしゃとした笑顔を向けた。ファンが転がり終えるのを見届けてから、道に関わった全てのブラサカに向けてグッジョブポージング。握りこぶしに親指を立て、ありがとうを伝える。無事故に感謝した。19曲目ラストは「SEX BLOOD ROCK N’ ROLL」。センターに置かれたモニターの上にK.A.ZとサポートメンバーJu-ken(Ba)が乗る。アイコンタクトを取って、華麗にジャンプ。二匹の鯱(しゃちほこ)が名古屋の夜に反り上げた。ボルテージは最高潮。最終日も熱狂に包まれ幕を閉じた。

天候はその後、神対応。Zepp Nagoyaのドアの外は、雷が轟くほどのゲリラ豪雨が待っていた。急激な天候不順のため、嬉しさ加減は微妙だが、天がHYDEのMCを叶えてくれたような自然の演出。SNSには、「やっぱりHYDEは何か持っている…」「言ったそばから大雨ってすごい」「はいどちゃんがあんなこと言うからぁ、雨振っちゃった」などの声があがり、賑わった。

最終日は本当に天候もよく晴れていた。会場に入る様子をHYDEはインスタグラムにアップ。たくさんのブラサカが沿道に並び、HYDEにあいさつをする。眩しく注ぐ太陽の光。VAMPSの夏は直ぐそこまで来ている。

映像引用元:HYDE公式ツイッター

VAMPSが夏に出演する音楽フェス及びビーストパーティの詳細は、以下公式サイトで確認できる。

BEAST PARTY

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017

SUMMER SONIC 2017

a-nation 2017

VAMPSの全国ツアー「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」は続いて7月15日(土)、熊本・B.9 V1に陣を置く。一般販売のチケットは既にソールドアウト。誰もが足を運びやすいライヴにしたいというVAMPSたっての願いから、若干枚数にはなるが当日券の販売は整理券配布の後に予定されている。

同日7月15日(土)、愛知・Zepp NagoyaではVAMPSの秘蔵映像を放映するイベント「VAMPARK」が開催される。誰が名古屋に残されていくのか、ブラサカなら想像がつく話になる。凄腕の映像カメラマンが、ポツンと1人寂しく待っていて、ブラサカの到着を笑顔で迎えてくれるかもしれない。※凄腕のカメラマンさんは15日熊本籠城中 7月15日15時現在※

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[VAMPS]愛知・Zepp Nagoya公演3日目、名古屋の夜に“今日は報告があります”

ワールドワイドに活動する日本のロックデュオVAMPSが7月11日(火)、「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」愛知・Zepp Nagoya公演3日目のステージに立った。現在、全国24公演(うち野外フェス2)のツアーを開催中。ソールドアウトが続出のVAMPS公演だが、気軽にライヴに足を運べる雰囲気は大事にしたいというVAMPSの希望から、若干枚数にはなるが当日券(当日配布の整理券が必要)も発売している。

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画像引用元:VAMPS公式ツイッター 楽屋もアンダーワールドの雰囲気を大事にして飾られている

VAMPSのライヴは、日本離れしたヘヴィかつ重厚感漂う音を持ち、K.A.Z(Gu)が奏でるギターグルーヴの充満の心地よさ、怒涛の音圧と反響の波がフロアに勢いを与える。VAMPSの音に身を委ねて体を左右に揺らすだけでも楽しめるライヴ。慣れてくると、居合わせた隣りの者同士、ヘッドバンギングやサークルモッシュというアクティブな動きに身を投じていくこともできる。発想を固定せず1つに留めない場所、音を自由に楽しんでいって欲しいと用意された空間が広がっている。このツアーで、フロアのことはアンダーワールドと名付けられた。ライヴ当日、そこに集まったファン(ブラッドサッカーズ)が1夜で作りあげていく裏世界。VAMPSとの共鳴でブラサカが創造していくアンダーワールド。VAMPSも雰囲気や音響・照明・技術など全力を駆使してブラサカの笑顔を引き出してくれる。

このツアーでは楽屋の細部に至るまで装飾を施し、アンダーワールドの雰囲気作りに余念がない。全国ツアーを一番楽しみにしていたのはVAMPSだと言わんばかり。名古屋の楽屋が公開された。

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画像引用元:K.A.Z.公式インスタグラム ドラム缶の上に足を掛けて演奏するK.A.Z

ショーの始まりは平日スタート時間のダミアンタイム、6時66分(19時06分)から。全19曲で組まれて届けられた。ニューアルバム『UNDERWORLD』からは10曲。最初は「UNDERWORLD」から。バリケードテープが張り巡らされたステージにVAMPSが登場。「INSIDE OF ME」、「REDRUM」、「EVIL」へと一気にアンダーワールドへと惹き込んだ。

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画像引用元:VAMPS公式ツイッター プロジェクションマッピングで映し出されるVAMPSの城

7曲目「BLEED FOR ME」では、HYDE(Vo)がそれまで被っていたフードを外して軍帽を被る。安定の人気高い姿にブラサカからの歓声があがった。8曲目「IN THIS HELL」では背景の夜空に青白い満月が昇る。東京公演での満天の星空とはシーンを違えた。

HYDEはMCで、「名~古屋!楽しんでる?今日は元気がいいねぇ(笑)楽しいね!みんなの楽しそうな顔とか、変な顔とか見ていると、こっちまで嬉しくなってきます。色々モヤッとしていたことがどうでもよくなってきたよ。そういうところもVAMPSの良いところだなって改めて思いました。」と集まったブラサカの顔をゆっくりと見回して話した。「今日、僕はみなさんに報告があります」とのHYDEの言葉に、ひとたびの緊張感が走る。「僕は…。今日、ウナギを食べました。ということは、わかってるよね?今夜は寝かせないからね」との言葉。緊急発表じゃないことを悟り、ブラサカ一同に安堵感が漂う。「ここ(名古屋)も明日で終わりだよ。まだ食べていないものがたくさんあるのになぁ。今って梅雨かな?夏かな?気温が34度もあるなんて、僕たちが小さかった200年前にはなかったよ…。今日は夜から雨が降るらしいので、(待ったりしないで)さっさと帰って寝なさい!(笑)」と、ブラサカの笑いを誘った。ブラサカが声を合わせて、はーい!と答える。HYDEは、「はい、いい子ちゃん!」と答え笑顔を見せた。

続いた17曲目は「PIANO DUET」。雨の日とちなみ選ばれた曲。穏やかにバラードを奏でた後は、18曲目に「B.Y.O.B」。フロアに「お前らもっとやれんだろ!アンダーワールドの奥へ、もっと奥へ!奥へ行こうぜ!」と煽りかけ、ラスト「SEX BLOOD ROCK N’ ROLL」へ。額にキラキラと汗を光らせ鯱(しゃちほこ)のように反りあげるジャンプで盛り上げた。

翌7月12日(水)はZepp Nagoya公演4日目、名古屋最終日となる。チケットはソールドアウト。当日券整理券は配布予定時間を17時からとしており、仕事や学校が早めに終わった人もライヴ参戦のチャンスが残されている。詳細は次のとおり。

【ZEPP NAGOYA】当日券販売のご案内

VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD ZEPP NAGOYA公演における当日券販売についてお知らせいたします。

[注意事項]
※当日券の事前電話予約等は行いません。
※販売枚数には限りがございます。
※お一人様一枚までです。
※お支払いは現金のみです。
※入場時ドリンク代が別途500円必要です。
※いかなる場合でも、購入後の払戻しは行いません。

◆当日券料金
7,730円(税込)

※席種はお選びいただけません

公演日当日、会場にて整理番号付整理券(以下:整理券)を配布の上、整理番号順に販売いたします。

■整理券配布

[場所] 会場正面入り口付近
[整理券配布予定時間] 17:00予定

■当日券販売
[場所] 当日券窓口
[当日券販売予定時間] 18:30〜予定

・整理券配布時間に会場正面入り口付近にて、お一人様一枚まで整理券を配布します。
悪天候等、当日の状況により配布時間を早める可能性がございます。
・整理券はお並びいただいた方から順番にお渡しいたします。
ただし、シートやお荷物等で場所を確保し、長時間列から離れる等の行為をされた場合は、並んでいるとみなさない場合がございます。
上記の理由により、整理券の配布を早めた際に、場所を確保していてもお渡しできない場合がございます。
・整理券をお持ちのご本人様のみ有効となります。
・会場調整の上での販売となるため、整理券配布数より販売枚数が少ない場合がございます。そのため、整理券を受け取られた方のチケット購入を確約するものではありません。
・販売開始時間は予定です。
・整理券の譲渡、転売は禁止です。該当行為が認められた整理券は無効となります。
・整理券をお持ちの方のみ、係員の指示に従ってお持ちの整理番号順に当日券購入列にお並びください。
・販売開始時間までに購入列に並ばれなかったお客様の整理番号は無効となります。列の最後尾にお並びください。

引用元:VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD特設サイト

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また、公演は終わって飛び石とはなるが7月15日(土)には同会場Zepp Nagoyaで数日限定イベント「VAMPARK」が行われる。VAMPSの秘蔵映像満載のファンに美味しいムービーシアター。2017年は上映全4回、2パターン(A・B)が用意されている。AとBとで上映内容は異なり、Aは「BEAST PARTY」や「HALLOWEEN」、Bは近況の「VAMPADDICT -WINTER 2017- 」や「VAMPS LIVE 2017 U.S.」ツアーが収録されている。「VAMPARK」で放映される秘蔵映像は、今まで販売されたことはない。

イベントの詳細はつぎのとおり。

 VAMPARK 2017 SPECIAL MOVIE

販売する映像作品にいれるにはある意味ハードルが高い、お蔵入りするしかなかった(!?) お宝映像をたっぷりと1年半分お届け!
はっきり言ってここでしか見られません! A、Bの2パターンをご用意。

▼上映スケジュール

上映時間 1回目
(11:15~)
2回目
(13:45~)
3回目
(16:45~)
4回目
(19:15~)
全公演 A B A B

※上映パターンは変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。

引用元:VAMPARK 2017特設サイト

また、HYDEがキャラクターデザインをしたコウモリのCHUPACABRA(チュパカブラ)のグッズも販売する。これはインターネット通販は出来ない現地での購入商品。「VAMPARK 2017」のチケットがなくてもグッズ売り場で購入できる。

NEW CHUPACABRAグッズ販売

HYDE直筆、怖カワイイキャラクター “CHUPACABRA” のニューグッズを販売します。
クセになるかわいさ。どうぞお楽しみに!
※販売数には限りがあります。完売の際はご容赦ください。

■ショッピングバッグのご案内

CHUPACABRAグッズを、税込6,600円以上お買い上げの方にショッピングバッグを1枚プレゼント!
※1注文につき1枚までとさせていただきます。

■VAMPARKでのグッズ販売について

・VAMPARKグッズは当日のチケットをお持ちでない方も購入可能です。
・VAMPARKでは、CHUPACABRAグッズのみの販売です。

引用元:「VAMPARK 2017」公式サイト

[VAMPS]愛知・Zepp Nagoya公演2日目、夏の思い出をそれぞれ作ろう

ワールドワイドに活動する日本のロックデュオVAMPSが「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」愛知・Zepp Nagoya公演2日目を7月9日(日)に開いた。全国24公演(うち野外フェス2)のツアーを行っている。

公演2日目はブラッドサッカーズ(VAMPSのファンの通称、略称:ブラサカ)にVAMPS公式サイトが集合写真の撮影を告知。ツアートラック前に15時に集まったブラサカは写真を思い出に残した。

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画像引用元:VAMPS公式ツイッター 名古屋公演に参戦のブラサカ、VAMPSに向かってヴァンピース♪

約600人のブラサカが集結し、VAMPSに笑顔を贈った。1人ひとりの笑顔、どの笑顔を取っても大切なダイヤモンド。VAMPSが縁を重ね、大事にしてきた活動の軌跡がここにある。

ショーの始まりは、本日もウイークエンド時間の16時66分(17時06分)から。全19曲で構成された。違いと言えば、「EVANESCENT」の代わりに「VAMPIRE’S LOVE」が入り、レギュラー曲からは「DOLLY」、「MIDNIGHT CELEBRATION」、「THE JOLLY ROGER」が組まれた。ニューアルバムからは9曲。程よくミックスされた名古屋2日目。どの公演を観ても人気の高い「BLEED FOR ME」、「IN THIS HELL」、「CALLING」の中盤3曲。K.A.Z(Gu)の奏でるギターサウンドの心地良さに加え、アクティブなフットステップも注目が集まっていた。15曲目「MIDNIGHT CELEBRATION」ではヘッドバンギングが起き、ブラサカが曲に合せて動きを楽しんだ。

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画像引用元:VAMPS公式ツイッター 名古屋2日目はブルーアイのHYDE

MCでHYDEは、「もうすっかり夏。いつの間にか夏が来てた。楽しんでる?楽しんでるね!みんなの顔を見たら解る!しかし、外も暑いけれど、ここも暑いね。昔は夏が嫌いだったんだけどね、最近は色々とイベントもあって楽しみが増えたから。夏を楽しめるようになりました。楽しまなきゃ勿体無いですよ!2017年は、あんなことやこんなことしたなぁって。勝手にそれぞれ夏の思い出を作って楽しんでください。」と急速冷凍な塩対応で語る。フロアから、一緒に思い出作ろう!と声があがる。「そう!それが言いたかってん(笑)みんなで夏の思い出を作りましょう。しばらく名古屋に居るので、その辺で見かけても声をかけないでね」と上げて下げる手法で、ファンからの笑いを誘った。

 

18曲目「RISE UP」ではシャウトするHYDE。ステージ上を左右行き来し、メンバーとのジョイントを楽しんだ。ラストは「SEX BLOOD ROCK’N ROLL」。梅雨明け間近の名古屋がジャンプに揺れる。熱狂に包まれるなか、ショーは幕を閉じた。

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続く7月10日(月)はライヴは休みの公演休業日。しかし、同会場Zepp NagoyaではVAMPS主催のイベント「VAMPARK 2017」を開催中!当日券も絶賛発売中

「VAMPARK 2017」当日券の詳細は以下のとおり。

【VAMPARK@ZEPP NAGOYA】当日券販売のお知らせ

開催日当日、会場にて当日券を販売いたします。

当日券料金 3,000円(税込 / ドリンク代別)

[販売時間]

1回目 11:00 ~
2回目 13:30 ~
3回目 16:30 ~
4回目 19:00 ~

[販売場所] 当日券窓口

※お一人様一枚まで
※整理番号は先着順です。
※お支払いは現金のみです。お釣りのない様にチケット代のご準備をお願いいたします。
※枚数に限りがございます。あらかじめご了承ください。

引用元:VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD特設サイト

引用元:VAMPS公式ツイッター

[VAMPS]愛知・Zepp Nagoya公演1日目、不可能ということを作りたくない

ワールドワイドに活動する日本のロックデュオVAMPSの愛知・Zepp Nagoya公演1日目が7月8日(土)に行なわれた。「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」とタイトルし、全国24公演(うち野外フェス2)のツアーを行っている。

VAMPSのライヴスタイルは籠城(ろうじょう)と言われている。1つのライヴハウスを連日貸し切ってライヴを行うことから名付けられた。Zepp Nagoyaは7月15日(土)までの一週間を貸切って4公演行われる。ライヴ休業日はイベント「VAMPARK 2017」(遊技場や劇場機能を持つファンの遊び場)に同スペースが様変わり、VAMPSの秘蔵映像を公開。Zepp Nagoyaでは7月10日(月)・15日(土)の2日間限定で開催される。当日券の販売は「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」も「VAMPARK 2017」も予定されている。

愛知へのメンバー移動は公演当日の朝9時ごろ、都内から新幹線に乗りこみ始まった。日本公演では前乗りの多いVAMPS。珍しい話だった。Zepp Nagoyaには歩いての到着。公演初日はグッズ販売に早くから並ぶファン(愛称:ブラッドサッカーズ、略称:ブラサカ)で賑わっており、メンバーの会場到着を見られたブラサカも多かった。

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画像引用元:VAMPS公式ツイッター Zepp Nagoyaに籠城中のVAMPSツアートラック

本日は土曜日。平日より2時間早めた、16時66分(17時06分)からショーはスタートした。セットリストは全19曲。衣装のフードを被ったHYDE(Vo)が表れた。1曲目には「UNDERWORLD」。2曲目には「INSIDE OF ME」。K.A.Z(Gu)が低音で重みのあるサウンドでじわりじわりとアンダーワールドに惹き込んでいく。新しいアルバムから2曲を組み印象付けた後は、3曲目の「REDRUM」、4曲目の「EVIL」と、慣れた曲を挟んで乗りや空気感など感触を確かめていく。HYDEのフードは6曲目「DON’T HOLD BACK」で外され、歓声があがった。13曲目の「AHEAD」ではHYDEが黒色の手袋を口に咥(くわ)えて外し、ステージフロントにK.A.ZとJu-ken(Ba)が集まり3人が息を合わせてイントロを奏でた。14曲目「RISE UP」ではVAMPSがフロアを眺め楽しそうに演奏。笑顔が印象的な1曲となった。

MCでK.A.Zは、「こんばんは。といっても外は明るいね。もう夏だね!名古屋はいつぶり?えっ?1年ぶり?でもみんな(がみんな)名古屋の人じゃないでしょう?名古屋の人は手をあげて。ちょっと…両手はあげないで。解らなくなる(笑)」とファンをかまって場を和ませる。「アメリカツアーに行ってきました。」と伝え、ファンが”おかえり”と返せる場を作る。「今までとはテイストの違うアルバムなんですが、良かったでしょ?そういうのもたまには良いなって思います。なんだかみんなダイエットしに来てるみたいだね。体を動かして汗かいてるから、ここがダイエット教室みたい。さぁ、後数曲なんですが…(笑)。そういうと必ず”え~?!”って言うでしょ?なんか他の言葉はないの?(笑)」とエスキャラを炸裂。ファンの反応を楽しんだ。最後には「はい…」と締めくくるK.A.Z独特の空気感も見せた。

HYDEは、「今日はライヴ前にブログを更新したんだけど…。また後で、読んでくれたら…。VAMPSはここ(ライヴの場)を自由な場所にしたいと思っています。みんなが楽しめる場所にしたい。VAMPSでは不可能をなくしたいから。みんなで協力して自由を勝ち取ろう!今日は一番暑い日みたいだね。あ、気温の話ね。暑かった?もっと熱くなろうぜ!心の準備はできてる?」とファンに問いかけた。

ラストは「SEX BLOOD ROCK N’ ROLL」。熱気の漂うZepp Nagoya、全てを出しきりショーを終えた。続く公演は翌日7月9日(日)、ウイークエンドタイムの16時66分(17時06分)から待ち構えている。名古屋公演も楽しみが深まる。

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公演前にはHYDE(Vo)の公式サイトHYDEISTのブログが更新された。できることなら直接HYDEの言葉で読んでほしい。このHYDEISTはVAMPSの公式ファンサイトVAMPADDICTの会員になれば付属特典として入室できる場所。HYDEがソロ活動を始めた時に作られたサイトのため、VAMPS活動中の現在はVAMPADDICTへの加入で、HYDEの公式ファンサイトは無料入出できる配慮がされている。いわば、”無償の愛”運営の場所となる。女性特有の子育てや介護など生活上の止むにやまれぬ事情で離脱したファンも、きっかけとして戻りやすい場所なのではないだろうか。案外、このHYDEISTという場所は重要で、住み分けができる場所になる。どこのバンドにも言えることだが、ファンはメンバー1人ひとりに付いている。HYDEISTという場所は、HYDEのファンが集まってくる部屋であり、家のような位置付けとなっている。

デリケートな問題なので、細心の注意を払って伝えたい。

VAMPSのライヴではクラウドサーフィンが出現する確率が高い。フロアでいえばステージから5~6メートル範囲がゾーンとなり後方から人の体が頭上を流れてくる。2017年のライヴでは流れるスピードが比較的速く、飛ばされている雰囲気もあり、出現ゾーンが例年(下手側)とは違っている。少しずつの違いが重なって、フロアのゾーンの住み分けが難しくなっている。暗黙の了解という言い方に批判も起きると思うが、あえて言うことで多くの人への理解が得られるのなら、過去の状況を伝えたいと思う。

フロアステージ側の前方は、大きく3つのゾーンがブラサカの中で確立されていた。上手のゾーンはK.A.Zのファンが多く集まる場所で、パフォーマンスを運指の1つひとつまで追って感じたいと思う人も多い場所。センターゾーンはHYDEのファンが多く集まる場所で、HYDEの表情を見逃したくないと思う人も多い場所。下手のゾーンはサポートメンバーJu-kenのファンやアクティブに動いて盛り上がりたいファンが多く集まる場所で、発射台を務めてくれるファンもいる場所。そんな状況が過去にあった。

愛知公演1日目の動画の中に出現するクラウドサーフは2017年を語ってくれている。フロアの渦の中にいては見えないもの、広い範囲から見れば見えるもの。予測と理解、そして保身など、できることは様々に見えてくるだろう。

HYDEはライヴを行う中で必ずといって良いほどファンに伝える言葉がある。「悔いを残すな!はっちゃけようぜ!」という言葉だ。「いつもは良い子なんでしょ?(ここでくらいは)悪い子になっちゃえよ。楽しもうぜ!」。自己中心的なものを示しているのではなく、日常の悩みやしがらみ辛いこと、それら全て忘れてVAMPSの音だけ感じ、好きなメンバーだけを感じ、最高に幸せな時間を数時間だけでも過ごしてほしい。そんな願いが込められたVAMPSからの煽りだ。

センターゾーンはこれから多くのことが期待される忙しい場所となる。これから模索しながら一緒に歩いて行こうとHYDEISTに向けてHYDEが話しかけてくれた。気持ちを伝えて委ねてくれた。1人でも多くのファンが楽しくライヴを終えられる場所にすることができた時、SNSへ投稿される感想が変わってくるだろう。現在は、「ひっかかれて痛かった。上に乗る人は爪を切ってよ!」「髪ぐらいくくってよ。前が見えない」「頭蹴られた。靴脱いで上がって!」「バッグの中身が散乱しちゃった」というものが多く、苦情と改善策が書かれたものが多いのが特徴だろう。みんな楽しくライヴを終えたいと願っているからこその言葉。こうなったらいいのにな!が必ずと言っていいほど添えられている。

実は、少しずつの他者への思いやりと、メンバーへの愛で解決策が見えてくる問題なのかもしれない。美ボディ維持(体幹トレーニングなど)、ライヴを楽しむためのコソコソ筋トレ開始のいい機会になるのかもしれない。

9月の仙台公演まで約2カ月、UNDERWORLDの完成にむけた、クラウドサーフの取り入れをできることなら不可能にしたくないという、大きな1つの課題が加わった。

籠ピカ

2月13日の朝8時~夜8時頃までの約12時間、一年ぶりの籠ピカが世界中で目撃された。

この籠ピカって何?に答えます。

HYDEさんのファンならご存知のこの言葉、籠ピカ。まずはHYDEさんのオフィシャルサイトHYDEISTをご覧ください。

HYDE オフィシャルサイト HYDEIST

サイトの中央にあるこの鳥籠、HYDEさんが訪れると光が点灯します。

点灯したものがこちらです。

これがHYDEISTでは籠ピカという言葉で表現されます。HYDEさんがホームページにログインしている時に見える風景です。HYDEさんが書き込む文字は赤色に表示されるので、こちらは血文字という言葉で表されます。

今はTwitterのタイムラインで知る人が多いですね。昔は、HYDEIST同士ライヴの開場待ちの整列時間に前後で雑談しながら交流し、メアドを交換していたので、メールで「○○ちゃん、籠ピカだよ~!!」って教え合っていました。

約一年ぶりの籠ピカ。やっぱり籠ピカはいつ見てもホッとできる最高の贈り物。

日本で起きた自然災害、東日本大震災(2011年3月11日)には津波災害や原発災害、地震による建物崩壊など、史上例を見ない日本の過酷な状況を目の当たりにしました。深い悲しみに覆われ、先行きの見えない日々。ファンを気遣って、この灯りは約1年灯り続けました。“いつでもそばに居るから”との無言の寄り添いに、何度励まされたことでしょう。苦しくなった時に立ち寄っては、HYDEISTのみんなも頑張っているから私も頑張って生き抜こうと癒され励ましてもらった光です。

籠ピカはHYDEIST発足から時間の経過を重ね、ファンにとって大切な場所、HYDEさんとの心の交流の場所になっていきました。

2017年に向けて、現在アメリカで新しいアルバムのレコーディングに入っているVAMPS。最後の曲に入ったと先日公式で情報が出されたばかり。

あとひと息ですね。

完成を楽しみにしています。