ワールドワイドな活躍を見せる日本のロックデュオVAMPSの全国ツアー「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」が7月12日(水)、愛知・Zepp Nagoyaで最終日を迎えた。現在、VAMPSは全国24公演(うち野外フェス2)のツアーを行っている。
愛知滞在は7月8日(土)~15日(土)の1週間で日程が組まれ、会場を貸し切る”籠城スタイル”で開催中。4日間はライヴ「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」が行われ、2日間は映像イベント「VAMPARK」(7月10日・15日)が予定されている。
籠城スタイルをとっていても、毎日欠かさないリハーサル。音は、湿度や気温の変化、人の入りでも変化してしまう生もの。笑顔が弾ける本番を想像しながら、ベストな状態を探し、心地よい空間作りに毎日真摯に向き合うVAMPS。
Zepp Nagoya最終日は平日。ダミアンタイム6時66分(19時06分)からのスタートだった。セットリストは全19曲で構成。盛り上がり必至の「MIDNIGHT CELEBRATION」をファーストに持ってきた。瞬時に沸点に達したフロアのテンション。VAMPSの笑顔が滲み出る。ニューアルバム「UNDERWORLD」からは11曲が選ばれ、レア曲としては「DEVIL SIDE」、「LOVE ADDICT」、そして最終日ならではの「SWEET DREAMS」が選曲された。
映像引用元:VAMPS公式ツイッター
映像引用元:h1r0_atlさんインスタグラムより VAMPSの映像公開に感謝いたします
MCでK.A.Zは、「こんばんは。名古屋はいつも盛り上がってくれるから嬉しいです。今日は最終日ですね。名古屋に滞在している間に、ウナギを2回食べました。ほら、ライヴ中にバテちゃいけないから栄養を摂らないとね。体力付けないと。今、そのウナギが体の中で血となっていますよ。この後は、熊本に行って、大阪もね。近いから遊びに来てください。雨が心配なんだよね。この家(映し出されるVAMPS城)ごと持っていかないといけないからね(笑)」と話す。
HYDEは、「名古屋、楽しんでる?今日はね、(上を指さして)この上まで行くよ。天井まで行くよ!天井を越えて行くよ!今年は梅雨なのに雨がなかなか降らないね…。最近、晴れると”さすがだね”って言われることが増えました。(話しの中で何様か)よく解らない人になってきているよね(笑)。こんなところで運を使いたくないよ。運は取っておきたい。この夏はフェスとかビスパ(BEAST PARTY)とか。みんなと楽しみたいと思っていることが、たくさん、本当にたくさんあります。色んな所で会えると思うので、みんな一緒に楽しもうぜ!」と話した。
※出演フェス:ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017、SUMMER SONIC 2017、a-nation 2017※
K.A.Zが、「じゃあ、残り少なくなってきたんですが、暑いからね…涼しい曲をやりたいと思います」と17曲目「SWEET DREAMS」を奏でた。背景の夜空には星空が浮かぶ。前後するが、10曲目「BLOODSUCKERS」ではフロアの盛り上がりの中でクラウドサーフがあがり始めた。曲中の中でも躊躇(とまど)わずHYDEがマイクを下げて声をかける。「飛ぶ方も感謝して飛べよ!」、心配そうに複雑そうに、くしゃくしゃとした笑顔を向けた。ファンが転がり終えるのを見届けてから、道に関わった全てのブラサカに向けてグッジョブポージング。握りこぶしに親指を立て、ありがとうを伝える。無事故に感謝した。19曲目ラストは「SEX BLOOD ROCK N’ ROLL」。センターに置かれたモニターの上にK.A.ZとサポートメンバーJu-ken(Ba)が乗る。アイコンタクトを取って、華麗にジャンプ。二匹の鯱(しゃちほこ)が名古屋の夜に反り上げた。ボルテージは最高潮。最終日も熱狂に包まれ幕を閉じた。
天候はその後、神対応。Zepp Nagoyaのドアの外は、雷が轟くほどのゲリラ豪雨が待っていた。急激な天候不順のため、嬉しさ加減は微妙だが、天がHYDEのMCを叶えてくれたような自然の演出。SNSには、「やっぱりHYDEは何か持っている…」「言ったそばから大雨ってすごい」「はいどちゃんがあんなこと言うからぁ、雨振っちゃった」などの声があがり、賑わった。
最終日は本当に天候もよく晴れていた。会場に入る様子をHYDEはインスタグラムにアップ。たくさんのブラサカが沿道に並び、HYDEにあいさつをする。眩しく注ぐ太陽の光。VAMPSの夏は直ぐそこまで来ている。
映像引用元:HYDE公式ツイッター
VAMPSが夏に出演する音楽フェス及びビーストパーティの詳細は、以下公式サイトで確認できる。
VAMPSの全国ツアー「VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD」は続いて7月15日(土)、熊本・B.9 V1に陣を置く。一般販売のチケットは既にソールドアウト。誰もが足を運びやすいライヴにしたいというVAMPSたっての願いから、若干枚数にはなるが当日券の販売は整理券配布の後に予定されている。
同日7月15日(土)、愛知・Zepp NagoyaではVAMPSの秘蔵映像を放映するイベント「VAMPARK」が開催される。誰が名古屋に残されていくのか、ブラサカなら想像がつく話になる。凄腕の映像カメラマンが、ポツンと1人寂しく待っていて、ブラサカの到着を笑顔で迎えてくれるかもしれない。※凄腕のカメラマンさんは15日熊本籠城中 7月15日15時現在※
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